生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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内部監査代行(5)OHSAS18001を外部へ依頼する必要性(7)

 労働安全衛生マネジメントシステム規格OHSAS18001が制定された契機となった、英国巨大化学企業ICI(アイシーアイ)ナイロン工場事故の話をします。

 ―― 私は若い頃(1965~1967年)、三菱化成工場黒崎工場(現三菱化学黒崎事業所)においてICIと同様のナイロン工場(原料製造)の技術開発を担当していました。その経験からICIナイロン工場の状況を推定して見ましょう。

 ―― ナイロン工場では鉄製容器に入ったシクロヘキサンを200℃近くまで加熱し、ここへ空気を吹き込んでシクロヘキサノンという物質に変えます。

 ―― これは大変危険な操作です。シクロヘキサンは「ガソリン」と同じだと前欄で紹介しました。そのシクロヘキサンをこんな高温に加熱し、しかも空気を吹き込むのですから。したがって「安全操業」の維持には細心の注意を要します。

 ―― 揮発し易いガソリンを加熱しますから、圧力が上昇します。多分約10気圧にまで上昇していたと思われます。海で100メートルまでもぐった際に受ける圧力と同じです。

 なお、拙著「生涯現役エンジニア」
http://www.amazon.co.jp/gp/reader/4901689622/ref=sib_dp_pt#reader-link
200ページ目「合成繊維原料D」新製法(社長賞)において紹介した内容はナイロン工場の例です。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2009年06月27日 09:29 |

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