「エコ偽装」に関連して、わが国の「美しい社会習慣」の話をつづけます。「傷の舐め合い」は、社会の安定という意味では「美しい」のですが、傷をなめあっている間に構成員全員が、意図しない方向へと暴走していることに気がつきません。
―― 赤信号。皆で渡ってば怖くない。
という言葉があります。
この状態においては、皆で覚悟して渡っていますから、自分達が蒙る影響はさほど大きくはないものです。青信号側の車両を「皆で」制止しながら渡っています。
―― しかし覚悟せずに赤信号を「皆で」渡っていると、皆で突然大きな事故に遭遇します。大きな車両が突っ込んできます。言い換えると「傷を舐め合って」いる間に、「エコ偽装」という大きな事故に遭遇してしまいます。







