阪神・淡路大震災を例にとって説明した大きな天災害時に発揮される「助け合い」精神は、わが国が世界に誇るもっとも美しい国民性のひとつです。この「美しい国民人間関係」は表現を変えると「美しい傷の舐め合い」です。
そしてこの「美しい傷の舐め合い」が、別の場所では「お互いに不利な情報の隠し合い」という現象に結びつきます。所謂「隠蔽」です。この隠蔽が「エコ偽証」の温床となります。
―― お互いに庇い合うという美しい人間関係が、「隠蔽」という現象になり下がってしまいます。その結果「社長がテレビカメラの前で頭を下げる事態を招きます。
結果として隠蔽になるのですが、そのような結果を招くようになった関係者の間では「罪悪感」は大きくはないと思います。なぜならば、お互いに「助け合った」という満足感がありますから。







