ISO14001認証取得している企業において「エコ偽装」の病巣が発見できなかった原因を検証しています。
―― 前欄において「エコ偽装」が発見されかかった事実は「ISO14001審査機関」の責任ではないことを述べました。その理由はISO14001審査が「サンプリング」手法によっていることであると述べました。繰り返します。審査はサンプリングによっている故に責任はありません。
一方、ISO14001審査におけるサンプリングに関しては「品質及び/又は環境マネジメントシステム監査のための指針、ISO19011:2002」は、次のように言っています。
「サンプリングを適切に活用しているか否かは、監査結論にどれだけの信頼をおけるかということと密接に関係してくる」と。
その通りです――。
問題は「適切なサンプリング」を実施できる審査員の数です。「エコ偽証」の病巣をひと目見て「おかしい」と思える「力量」は、ISO14001審査機関内部における審査員教育によって与えられるには限界があります。







