「エコ偽装」に関連してISO14001を題材にして私の意見を述べていますが、前欄において「ISO14001は妥協の産物である」と、感想を述べました。
―― 妥協の結果、本来の「リスク管理」の概念よりも「資源節約」という概念が強く全面にでているように思っていることも既に述べました。
「資源節約」が強く前面にでてきた原因は、「リオ地球サミット」の主たる成果である「Sustainable Development」を日本語で「持続可能な発展」と表現し、さらにそれを「資源を大切に」という意味に解釈した結果であると思います。
―― このこと、すなわち「資源を大切に」という解釈は正しいのですが、問題はこれが大きく前面にできたので「他を忘れてしまった」ということです――。
「資源を大切に」は重要な概念です。
しかし大きな「資源を大切に」ならよいのですが、「事務所におけるコピー紙の削減」「事務所における紙くず発生の低減」「事務所における照明用電力の節減」という些細な活動に終始している企業が多いことは困ったものです。
―― ちなみにこれらは識者の間柄で「紙・ゴミ・電気」と揶揄(やゆ)されています。







