前欄において「ISO14001内部監査においては、問題提起の数が多ければ多いほど喜ばれる」と言いました。
ある大手化学会社からISO14001内部監査を受注して実施したときの光景です。場所は引火性液体の貯蔵タンク(コーンルーフ型、20kℓ)です。
「タンクローリーからタンクへ受け入れる際の蒸発大気放出量を削減しました」
「どうやって削減しましたか?」
「タンクローリーへの戻り配管を設置しました」
「では現場を見せてください」
「確かに実施されたことを確認しました」
と、タンクの現場で私は言いました。そして続けました。
「ところで配管設置の際に安全確認をされましたか?」
と、聞きました。
ここで当該分野の深い洞察力を発揮した結果以下のことが判明しました。すなわち、戻り配管を接続する際に静電気スパークが発生すると、タンクが爆発・炎上する可能性があることでした。
―― 環境対策という大儀名分のために工事を急ぎ、安全に関する対策がおろそかになっていたものでした。本件、現場の人は面目を失ったものの、経営陣から大変感謝されました。
―― 弊社のISO内部監査(とくにISO14001内部監査)員養成のための社内研修においては、実際に「深い洞察力をもって実施する」内部監査を御披露いたします。
ISOコンサルタントである田辺コンサルタントは、ISOをツールのひとつに加えて生涯現役エンジニアを達成しつつあります。以下のURLを開いてみてください。内容は、きたる11月5日、新技術開発センターhttp://www.techno-con.co.jp/公開講演会におい紹介します。
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