前欄にさらに引続いて有能な審査員がやってくれる「具体的な解決方法を勧告することなしに審査中に指摘する」の好例を紹介しています。
―― 「紙・ゴミ・電気」をやっているプラスチック加工会社を訪問したISO14001審査員は、ボイラーから製造工程に導かれている蒸気供給配管を視察しました。
会議室にもどったISO4001審査員は、白版を用いて簡単な計算をして見せました。その結果、年間約50キロリットルの灯油が無駄に使用されていることが判明しました。
受審者はこの無駄な灯油の量を金額に換算してびっくりしました。なぜなら一年間で3年分の審査費用に匹敵するような金額だったからです。
―― この賢明なるISO14001審査員は、これ以上のことに関しては何も言いませんでした。しかしこの会社は、配管の断熱(保温)を強化するプロジェクトをISO14001環境目標に上げることを決めました。
「目からうろこがとれた」と大いに喜びました。
本欄でISO14001環境目標の話を終了します。次回からは「経営に役立つ」ISO14001内部監査を紹介します。
―― 弊社のISO内部監査(とくにISO14001内部監査)員養成のための社内研修においては審査員に対する主張(反論)のやり方を御一緒に考えていきます。
ISOコンサルタントである田辺コンサルタントは、ISOをツールのひとつに加えて生涯現役エンジニアを達成しつつあります。以下のURLを開いてみてください。
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