生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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ISO内部監査(127)―社内研修(77)ISO14001環境目標(40)

 前欄で紹介したISO14001審査員が審査の場でやってもよいことの具体例を紹介します。すなわち「明らかになった改善の余地を、それに関する具体的な解決方法を勧告することなしに審査中に指摘する」の具体例です。

 ―― ISO14001環境目標として「紙・ゴミ・電気」を取り上げて活動している企業があるとします。多くのISO14001審査員は、「どうせ努力をするならば製造工程における改善をシステムの中で取り上げた方がよい」と考えます。

 ここで「紙・ゴミ・電気はやめて、システムの中で工程改善を取り上げてください」と言ってしまってはISO14001審査員の禁止事項に触れます。慎重な、かつ有能なISO14001審査員は以下のようにやってくれます。

 ―― 受電能力20,000kwの電力を消費している事業所のある事務所においては「紙・ゴミ・電気」の一環である「昼休みの消灯」だけをやっていました。これに対して審査委員は、以下のように自ら計算して見せました――。

 1)工場中の事務所において、昼休み一時間だけ消灯した結果は、金額に換算すると年間50,000円(5万円)。
 2)工場の製造現場においては、年間2,000,000,000円(20億円)の電力を消費している。だから節約した5万円は、その4万分の1にしかならない。

 ―― 有能な審査員はここから先のことは言いません。この結果を見た受審企業が「分かった。今やっている工程改善をそのままシステムに入れよう」といいます。現に事務所が工程改善の一翼を担っているのです。

 これが「具体的な解決方法を勧告することなしに審査中に指摘する」の好例です。

 ―― 弊社のISO内部監査(とくにISO14001内部監査)員養成のための社内研修においては審査員に対する主張(反論)のやり方を御一緒に考えていきます。

 ISOコンサルタントである田辺コンサルタントは、ISOをツールのひとつに加えて生涯現役エンジニアを達成しつつあります。以下のURLを開いてみてください。
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投稿者: 田邉康雄 日時: 2008年09月28日 10:02 |

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