テレビインタビューによって日産自動車ゴーン社長がお使いになった「コミットメント」という言葉の大きさがよく分かりました。
このことは、ISOマネジメントシステムを専門として「コミットメント」「マネジメント」という言葉に慣れ親しんで来ていた私には大きな勉強になりました。
設定した目標をコミットメントするということは、その目標が達成できなかった場合は、大きな責任をとるというものです。これがコミットメントでした。
―― 最近、大企業の経営者がテレビカメラの前で頭を下げる場面をよく見ますが、そのような責任の取り方ではないのです。もっと大きな責任の取り方です。これを見る度に心の中で叫びます。「頭を下げればよいというもではないでしょう」と。
―― 他方これもテレビですが、時代劇ドラマで見ます。
「余の不徳のいたすところじゃ」
とかなんとかいって、お殿様が下々に向かって少しだけ頭を傾ければ、それで事が収まる場面です。
テレビカメラの前で頭をさげる大企業の社長に対して――。
「お殿様ではないでしょう」
と、心の中で叫びます。
責任の取り方をよく知っているからこそ「コミットメント」という言葉を大切にしておられた人がゴーン社長でした。
―― こんな事例考察をも加えながら、弊社のISO内部監査(とくにISO14001内部監査)員養成のための社内研修においては審査員に対する主張(反論)のやり方を御一緒に考えていきます。







