ISO14001環境目標の話をつづけます。環境目標設定に際して目標とする数値が必要でしょうか? この問題を御一緒に考えてみましょう。
―― ISO14001審査員に以下のようなことを言われたことはありませんか?
「この目標に数値が入っていません。もっと具体的な目標を立ててください」と。
これを受けて多くの企業は、数値化された目標を掲げています。そして達成できなくて困っています。
―― ISO14001条項4.3.3は以下のように求めています。
「目標は、測定可能であること」と。
しかし、けっして「目標を数値化すること」とは求めていません。
―― ISO14001の原文を見てみましょう。
「測定可能」の原文(英語)は「measurable」です。そこでいつものように、オックスフォード英々辞書を引いてみました。
オックスフォード辞書は以下のように言っています。
「measurable」は形容詞であり、以下の意味をもつと。
1)「measure(測定)」され得る。
2)認知(notice)できるほど大きい、あるいは明確な/認知できる効果(effect)をもつ。
―― ここで「measure(測定)」が問題となります。これは「サイズや量を見出す」という意味であると、オックスフォード辞書は言っています。
―― こんな風に原文の意味を、英々辞書を引いて確認しながら、弊社のISO内部監査(とくにISO14001内部監査)員養成のための社内研修においては審査員に対する主張(反論)のやり方を御一緒に考えていきます。







