生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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ISO内部監査(87)―社内研修(37)ISO14001環境側面(37)

 ISO14001条項の中の4.3.1「環境側面」のb)の「後半」から、ISO14001の4.4.7「緊急事態への準備及び対応」の最初の文の「前半」の話をしています。そして今回が本件の最終回です。


 ―― 環境リスクを低減する目的をもっても創られたISO14001は、多くの企業にとって「4.3.1」と「4.4.7」の2条を上手に活用することが得策です。
 就中(なかんずく)大きな事故を心配する(化学など)素材産業は、ここに絞ってISO14001を利用することが得策です。

 ―― 石油備蓄基地を例にとると、タンク(貯槽)の破壊による原油量漏洩だけに絞ってISO14001を活用すればよく、その活用状況に関して審査員は何の異論も挟むことはできません。

 ―― 石油化学工場を例にとると、エチレンプラントにおける大火災だけに絞ってISO14001を活用すればよく、その活用状況に関して審査員は何の異論も挟むことはできません。

 2007年12月にエチレンプラント事故を起こした三菱化学鹿島工場が、ISO14001の審査登録をしているかどうか私は知りません。
 もしも登録しているとすれば、エチレンプラントを初めとするプラント事故に絞って活用すればよいのです。これが御得策というものです。

 ―― 具体的活用方法は以下の通りです。
 まず事故の可能性を「同定」し、同定した事故が「起こらないように」リスク低減活動を行います。そして「起こった場合」の実害を低減する方法を決めて活動します。これは日頃やっている努力です。この努力を見える形にすればそれでよいのです。これで規格に対して100%適合です。


 ―― 以上のように実例を挙げながら、弊社のISO内部監査(とくにISO14001内部監査)員養成のための社内研修においては審査員に対する主張(反論)のやり方を御一緒に考えていきます。次回からは、ISO14001環境目標の話をします。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2008年08月18日 09:36 |

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