生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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ISO内部監査(86)―社内研修(36)ISO14001環境側面(36)

 ISO14001の訳語が使用している「特定」は、「同じものであると結論付ける」ことであるとの訳語を採用することが得策であることの説明を終わりました。

 ―― ではISO14001規格条項の4.4.7がいう「まだ発生していない緊急事態」として「地震」「台風」が「まだ発生していない緊急事態と事故」と「同じもの」であるかどうかをよく考えましょう。

「地震・台風を当該緊急事態とすることは間違えである」
 と、決め付けることは私にはできません。しかし ――。

「得策ではない」
 と、いうことは許されます。その理由を説明します。

 ISO14001の重要な一面は「環境リスク」の低減です。環境リスク存在し、これが現実のものとなって自社周辺に対して被害を与えた場合、企業名が消滅した例をすでに述べました。

 日本においては瀬戸内海へ重油を一万トン漏洩させた三菱石油、そして海外においてはインドボパールでメチルイソシアネートを漏洩させた米国ユニオンカーバイトコーポレーション(UCC)です。

「環境リスク」
 とは――。

「排出者責任を問われる社会にあって、周辺に被害を与え自社だけが悪者となって世間から非難を浴び、企業名が消滅する可能性である」
 
 と、いうのが私の定義です。

 ―― このような本質的な論議を展開しながら、弊社のISO内部監査(とくにISO14001内部監査)員養成のための社内研修においては審査員に対する主張(反論)のやり方を御一緒に考えていきます。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2008年08月17日 09:37 |

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