前欄においてISOマネジメントシステムは、同システムを森に見立てるならば「森を守る努力を求めている」といいました。
―― 現在日本の多くの森は荒れています。地方出張の多い私にはそのことがよく分かります。人手不足で間伐(透かし切り)が実施されていないからです。
森を守るためには、不要の樹木を犠牲にしなければなりません。京都の洛北にある、船岡山、衣笠山、岩倉山などの北山は立派な「森」(里山)でした。
不要な「個体」を間伐し、不要な「枝」を伐採して大切に育ててきた結果でした。その結果「北山杉」という立派な樹木が得られました。立派な森で育った「北山杉」でした。
残念ながら現在は、都市開発の波が洛北にまで波及して昔の北山の姿は見られません。京都で小学校3年生から京大大学院卒業まで過ごした私は寂しく思っています。
しつこく言っていますが、まず森を見ることが大切であることを繰返して述べています。
―― こんな比喩を交えながら、弊社のISO内部監査(とくにISO14001内部監査)員養成のための社内研修においては審査員に対する主張(反論)のやり方を御一緒に考えていきます。







