前欄までの数十回の「欄」の末尾において「ISO14001規格の原文に立ち返って審査員に対する主張(反論)のやり方を御一緒に考える」としつこく言い続けてきました。「しつこい」理由を説明します。
審査員の能力は大きくバラツイテいます。「森を見てくれる嬉しい審査員」、「森を構成する木の一本々々を神経質にチェックする嬉しくない審査員」など様々な審査員が存在します。
―― ISO14001の要求事項は全部で18箇条存在します。
その18箇条の一条々々は具体的な数値等など一切求めていません。18箇条を一本々々の樹木に譬えると、一本々々の樹木の大きさまでは規定していないのです。
これに対して、「この樹木は小さすぎる。もっと大きくなければだめ」というISO14001審査員がいまだに跡を絶ちません。
―― ISOマネジメントシステムを森に譬えると、森が大切です。ですから場合によると「間伐」を実施して森を大きく育てることが必要です。
すなわち自社のISOマネジメントシステムという「森」に対して有害な小さな樹木は伐採することが必要です。一本々々の樹木を見てはダメなのです。
―― 審査においては一本々々の「木」を見る審査員がいますから、弊社のISO内部監査(とくにISO14001内部監査)員養成のための社内研修においては審査員に対する主張(反論)のやり方を御一緒に考えていきます。







