前欄で、「お上にたよる国民性」と述べました。―― こんな国民性をもった日本人のいるわが国に、アングロサクソン民族の「トップダウンのマネジメントシステム」が「受動的」に導入されました。つまり必要悪として導入されました。
これではISO内部監査だけでなくて、ISOマネジメントシステムそのものが形骸化することは自然の成り行きでした。
―― トップダウンのISOマネジメントシステムでは、試行錯誤が大切であり、ISO内部監査がその試行錯誤の道具なのですが、その機能を理解しないままに、トップダウンマネジメントシステムが入ってきたのですから、ISO内部監査が形骸化することは当然です。
―― 受審企業からみてISO内部監査の手本は審査機関の審査員です。手本を見せてくれる人だから審査員を「先生」とか呼ぶ企業が多いことは頷けますが、「審査官」と呼ぶ企業があります。これは審査員を「お上」と誤認した結果だと思います。







