生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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日露戦争と工学(5)――索敵艦から発信された無線

 バルチック艦隊をいち早く発見した索敵艦信濃丸から発信された「敵艦見ゆ」も工学の成果です。

 ―― マルコーニが英仏海峡を隔てた電信に成功したのが1900年でしたから、1905年に実戦に使用したことは画期的でした。

 その際、無線の電源にGS電池(島津源蔵の発明)が使用されたと言われています(出展:Wikipedia 島津源蔵)。

 ―― 無線には安定した直流電源が必要ですが、小さな索敵艦ではその準備が困難でした。この困難を克服するために2次電池であるGS電池を搭載しました。ですから、信濃丸から無線を発信できたことは画期的でした。

 これらの逸話は、拙著:「生涯現役エンジニア」http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31832743の24ページ「信濃丸―無線電信」の項に紹介しました。

 バルチック艦隊撃滅は、工学の勝利です。

 ―― GS電池島津源蔵の系譜に繋がる現島津製作所からノーベル化学賞受賞者、田中耕一さんを輩出したことはまことにもって大きく頷けます。

 田中耕一様に関しては、まことに僭越ですが、拙著:「生涯現役エンジニア」http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31832743の69ページ「企業内エンジニア――良い例」の項で大きなエールを送らせて頂きました。

 企業内エンジニアの模範と評価させていただき、かつエンジニアを育てる島津製作所もエンジニア育成の模範と評価させていただきました。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2008年05月07日 10:37 |

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