「企業で働く(65才以上の)高齢者200万人」と日本経済新聞の記事がでました(2008年4月18日朝刊一面トップ見出し)。生涯現役エンジニアを実践しつつある田辺コンサルタントは、65歳以上の高齢者が働くことを日本の活力維持のために歓迎しています。
―― 前欄において「企業リクス」を説きました。なぜリスクがあるのでしょうか?
―― 大東亜戦争後に確立したわが国の雇用慣行は次の3点にその特徴があると言われています。
1)終身雇用
2)年功序列
3)企業内組合
これは敗戦後吹き荒れたいわゆる「レッド旋風」によるわが国の共産主義化を防止する過程で、企業が労働組合に対して「妥協に妥協を重ねて」自然発生的に成立した雇用慣行であると言われています。
―― レッド旋風においては、シベリアに抑留されていた現地で共産主義をしっかりと教え込まれて帰国した旧大日本帝国陸軍の兵士達が一役買っていたと私は観測しています。
当時「洗脳」ということばが使われていました。「共産主義を洗脳された人」という風に使われていました。
―― レッド旋風は、私が小学校4年生の秋でした。通っていた京都私立第一錦小学校の先生達がストライキをする動きになっていました。しかしGHQの指令により中止されました。
―― 話もどってリクスの根源を説明しましょう。人を雇用するということは、退職金や定期昇給という「負債」を抱えることなのです。大きな投資です。ですからリスクがあるのです。







