わが国のエンジニア教育史を語る基盤「5世代にわたるエンジニア一家の視点」を紹介していますが、今回が最終です。
―― 私田邉康雄と妻田邉智子の間には男の子2人と女の子が1人います。男、男、女の順に生まれました。
「君達が進学できる大学は6つしかない。東大、京大、東工大、一橋大、早大、慶大である」
と、子供達が幼い時代につねに言っていました。
「お父さんはカガクシャである」
とも言っていました。
これは子供達の憧れの的、手塚治虫の漫画にでてくる「お茶の水博士」を連想させるものでした。エンジニアになってもらいたいと思っていたのですが、子供たちにはこの言葉の意味がわかりません。
―― そこで私は、私が化学エンジニアであると同時に「ケミスト」であることに目を付けました。ケミストは日本語で「化学者」といいます。これを「カガクシャ」と発音して憧れの「科学者」をイメージさせたものです。
この企みは、まんまと成功しました。以下の通りです。――
―― 長男 田邉康一郎: 化学エンジニア
京都大学工学部燃料化学科卒業「学士(工学)」
東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻修士課程修了「修士(工学)」
―― 次男: 田邉光二郎 化学エンジニア
東京理科大学理学部第一部応用化学科卒業「学士(理学)」
東京工業大学大学院理工学研究科化学専攻修士課程修了「修士(理学)」
―― 長女: 田邉寛子 建築エンジニア
武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業「学士(造形)」
早稲田大学大学院理工学研究科終了「修士(工学)」
―― ただしこの子等が「生涯現役エンジニア」として人生をまっとうできるかどうかについては、父親の私は静かに見守っています。
この子等のためにも、拙著「生涯現役エンジニア」http://www.amazon.co.jp/%E7%94%9F%E6%B6%AF%E7%8F%BE%E5%BD%B9%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E2%80%95%E5%AE%9F%E4%BE%8B%E3%81%AB%E3%81%BF%E3%82%8B%E3%81%9D%E3%81%AE%E5%BF%85%E8%A6%81%E6%80%A7%E3%81%A8%E6%8F%90%E6%A1%88-%E7%94%B0%E9%82%89-%E5%BA%B7%E9%9B%84/dp/4901689622/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1208695362&sr=1-1103ページの第三章「エンジニア新資格の提案」で紹介したPDE登録エンジニアのような資格を作りたいと思います。
以上で5世代にわたるエンジニアの視点を完了します。







