日経新聞記事(2008年4月15日一面)「漂流ニッポン ・・・高齢化社会のコスト自覚を・・」とあって大見出しに「今こそ動く時」とありました。
―― 記事を読むと以下のことが分かりました。
茨城県かすみがうら市において認知症高齢者のためのグループホームが相次いでつくられ、およそ200人が暮らしている。
ここで「本来ならあり得ない」(厚生労働省)事態が進行しているとのこと。かすみがうら市は東京都荒川区や江東区などと個別に交渉し、高齢者は受け入れるが住民票は移さないとの取り決めを結んだとのこと。
これにより、介護施設が足りない過密の都市から高齢者が地方に流出し、そのコストを過密都市が負担するという枠組みででき上がったという意味のことを言っている。
―― 私が思うに、一見互恵関係が成立しているように見えるが、日本全体としてはタコが自分の足を食べているようなものである。
日経記事も「高齢化のコストを担いきれない。負担の押し付け合いという近未来を予兆しているとはいえまいか」と結んでいます。
拙著:「生涯現役エンジニアhttp://www.amazon.co.jp/s/?ie=UTF8&keywords=%E7%94%9F%E6%B6%AF%E7%8F%BE%E5%BD%B9%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2&tag=yahhyd-22&index=stripbooks&field-adult-product=0&ref=pd_sl_2m7z8subi7_eの82ページにタコが自分の足を食べているイラストを挿入しました。
―― 老人が認知症になると周囲に多大な負担を強いることになります。そしてこの負担は、社会全体でみると再生産のない空しい負担です。
ですから、認知症にならないことは老齢者の社会貢献の内でも最大の貢献であります。「田辺の老人社会貢献5段階説」の第一段階であり、最大の貢献です。







