日本海海戦の勝因は「司令長官東郷平八郎の奇策、T字戦法である」といわれています。しかしこれには疑問があります。
―― 横須賀に保存されている戦艦「三笠」の中に当時の艦隊運動の模型が設置されています。これをみると確かに最初はバルチック艦隊の行く手を遮るように双方がT字型の位置関係を形成しています。
この形を組むまでに東郷艦隊が、いわゆる「定点回頭」を実施して敵に集中砲火の好機を与えています。この東郷平八郎がこの危険を冒して勝利したという話が広く語られています。
しかし、――。
―― 日本海海戦の勝因は工学
と、私は考えています。
以下の欄で勝因となった工学をいくつか紹介します。
―― すでに紹介しましたが、エンジンを発明する人がエンジニアであり、エンジニアの仕事がエンジニアリングです。そしてエンジニアリングは日本語で工学と訳されています。
ですから私の視点は「日本海海戦はエンジニアの勝利」です。エンジニアである私の我田引水をお許しください。
この視点を拙著:「生涯現役エンジニア」http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31832743の25ページ「工学が国を救った」の項で紹介しました。







