三菱化学鹿島工場のエチレンプラント事故(2007年12月21日)に関して、私田辺コンサルタントは労働安全衛生マネジメントシステム規格OHSAS18001との関連を述べます。
―― 1974年、英国ICI社のナイロン原料製造プラントで大爆発・火災事故がありました。シクロへキサン空気酸化反応器周辺の爆発でした。
―― 約180℃のシクロへキサン(引火性はガソリンに略同じかそれ以上)の配管が破損し、大きな反応器(約20kℓ)から全量漏洩したシクロへキサンが、広範囲に爆鳴気を形成し、これに着火してファイアーボールが発生したものです。その爆風と火災で十数人の死者がでたそうです。
―― 事故の原因は、仮配管の破損でした。象の鼻のような自由に曲がる管(フレキシブルチューブ)を応急手当として仮に使用していました。ところがいつの間にか仮使用であることが忘れられて本使用と誤認されました。
―― これを契機として労働安全衛生マネジメントシステム規格が開発されました。現在のOHSAS18001です。これにより英国における労働災害は激減しました。
参照:拙著「誰でも出来る簡易労働安全衛生リスク評価法【経営に役立つ新手法と45事例】」(新技術開発センター)、「OHSAS18001文書化の秘訣」(グローバルテクノ) このホームページのバナー「田辺コンサルタント著書の書籍紹介!!」(トップ頁の右端エンジ色)を開いてみてください。







