生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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三菱化学鹿島工場 ―― エチレンプラント事故(10)

 三菱化学鹿島工場のエチレンプラント事故(2007年12月21日)に関して、私田辺は労働安全衛生マネジメントシステムOHSAS18001との関連を前3回に亘って述べました。今回は再び、2007年問題にもどります。団塊世代の定年退職です。 

 NHKテレビ(1月7日)によると、「バルブ(弁)がスイッチ一つで開く状況となっていた。防止する手順書がなかった」とのこと。 

 「バルブは洩れるもの」 

 これは私が三菱化成(現三菱化学)で先輩エンジニアから繰返し教えてもらった言葉です。

 ―― もれるから洩れないように事前対策せよ。

 これが先輩の教えでした。 

 ―― ISOの専門家として言います。何もかも操作の全部を文書にすることはISOでは必要ありません。必要ないどころかそれは避けろと言っています。詳細に文書化すればするほど実態とかけ離れてしまいますから。

 ISOで文書化が必要なのは、その操作の意味と要領です。つまり教科書的文書です。この教科書の中に先輩エンジニアの知恵が盛り込まれます。文書化が必要なのは、この文書化された教えをマスターしたことを証明する記録です。これがISOの真の意味です。 

 ―― ISOは、先輩の安全操業に関する技術伝承に関して多いに役立ちます。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2008年01月09日 11:40 |

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