生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

« 日経ISO批判記事に共感(5) ―― 突っ込み不足? | メイン | 日経ISO批判記事に共感(7) ―― 審査経験不足? »

日経ISO批判記事に共感(6) ―― 専門性不足?

 日本経済新聞の記事(2008年1月11日朝刊)に賛同してISOの専門家、私田辺コンサルタントは「審査員の専門性が充分でない」と感じています。

 審査員の受審企業の業務に関する専門性が充分ではありません。

 ―― マネジメントシステムの仕組み
 に関する理解が必要であることは論を待ちません。しかし仕組みは、その会社の業務に立脚しています。どの企業にも当てはまるようなオールマイティな仕組みはありません。

 私の専門分野である石油化学プラントに関する審査を例にとりましょう。石油化学においては、プラント設計・プラント建設・プラント操業がマネジメントシステムの基盤です。この基盤に関する理解なしに石油化学工場の審査はできない筈です。

 ―― ところが、ほとんど無知の人が審査をしています。
 確かに「化学分野の専門性がある」と称する審査員がきます。しかし多くの場合、化学を専攻し研究部門や試験部門の実験室で白衣を着て試験管を振って仕事をしていた人がほとんどです。
 この人達に石油化学プラントの設計・建設・操業の専門性はありません。しかし審査のルール上はこのような審査員でも石油化学プラントの専門性があるとみなされて審査を担当しています。

 ―― これが私の見た審査の実態です。こんな実態では、日経新聞から「形骸化」と批判記事をもらっても止むを得ません。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2008年01月20日 14:06 |

« 前の記事 | 次の記事 »

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)




youtue

京大OB・OGガイドブック

初回メール相談無料

エントリー検索

 

カテゴリー

アーカイブ

労働安全衛生マネジメントシステム

田辺コンサルタント著書の書籍紹介

商店街の街並み設計

田辺コンサルタント・グループ
代表取締役 田邉康雄
〒140-0014
東京都品川区大井6-20-6
TEL 03-3776-2495
FAX 03-5742-7695
お問合せフォーム

このブログを購読