前述の通り、エンジンは熱からメカニカル(機械的な)エネルギーを取り出す「仕掛け」すから、エンジンを作るにはこの「仕掛け」原理を理解しなければエンジニアはやれません。
―― 多くの人が熱の全部を機械的エネルギーとして取り出そう杜考えました。しかしこんな美味い話も実際にはありません。
―― 19世紀初頭の産業革命にあって、多くの人が熱からできるだけ多くの機械的エネルギーンを取り出そうと競いました。前述の通りワットが功績第一人者です。 これに水を差した人がいました。熱の全部を機械的エネルギーとして取り出せることはできないことを証明しました。これをエントロピー増大の法則」(熱力学第二法則)と言います。 イギリスのケルビンとドイツのクラウジウスがほぼ同時に証明しました。「熱はひとり手には低い方から高い方に移動することはない」「熱の全部を機械的エネルギーとして取り出すことはできない」という内容です。 ケルビンはその勢いで温度の下限が存在することを証明しました。絶対温度の0度です。これにより熱の単位として名を残しました。
―― エンジニアは、熱力学第二法則の下で、燃料からできるだけ多くの機械的エネルギーを取り出そうとしています。今、40%の下の方です。 参照: 拙著「生涯現役エンジニア」第一章「わが国エンジニアの歴史と現状」3「エンジニア ― エンジンを発明する人」 この本に御興味のある方は、下のURLを開いていただけますか?http://www.amazon.co.jp/%E7%94%9F%E6%B6%AF%E7%8F%BE%E5%BD%B9%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E2%80%95%E5%AE%9F%E4%BE%8B%E3%81%AB%E3%81%BF%E3%82%8B%E3%81%9D%E3%81%AE%E5%BF%85%E8%A6%81%E6%80%A7%E3%81%A8%E6%8F%90%E6%A1%88-%E7%94%B0%E9%82%89-%E5%BA%B7%E9%9B%84/dp/4901689622







