生涯現役エンジニアブログ

生涯現役を保つには何が必要か。齢70、自ら実践している筆者が失敗例を交え生涯現役エンジニアの実例を見せ、また新資格制度を提案します。

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三菱化学鹿島工場 ―― エチレンプラント事故(4)

 三菱化学鹿島工場のエチレンプラント事故(2007年12月21日)に関して、私田辺は2007年問題との関連を引き続いて述べています。

 ―― プラントは人が動かします。いかに精巧に作られたプラントといえども人が動かすのです。

 ―― 私はある大きな石油精製工場(製油所)のISOマネジメントシステム検証を依頼されました。「言っていることとやっていること」の整合性検証でした。
 コントロール室においてオペレーターにお願いしました。「DCS画面によると、この弁の開放度は70度ですね。これを現地で確認させてください」と。
 この質問は、「言っていることとやっていること」の整合性を検証するための重要な質問でした。オペレーターに100メートルも離れた現地へ案内されて確かに70度開いていることを確認しました。
 この質問には、もう一つの意味がありました。DCSと現地との整合性を見る以外にISOマネジメントシステムで要求されている「訓練」情況も同時に見たものです。オペレーターが迷うことなく的確に現地の弁の場所に直行する様子を観察したものでした。
 簡単な手法ですが、これにより「訓練」が行き届いていることを確認しました。さすがは大きな石油精製工場であると感服しました。

 ―― 災害は忘れた頃にやってくる。日頃「「訓練」に励んでいるこのような工場が災害を防止しています。

投稿者: 田邉康雄 日時: 2007年12月30日 10:59 |

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